藤井こんにちは!Webデザインが得意なマーケターの藤井です!
デザイン会社から上がってきたLPを見て、良いのか悪いのか自分では判断できない…
見た目はきれいに仕上がっているのに、問い合わせや購入が増えない…
この記事は、LPを作る、または作ってもらうことになった事業者・Web担当者に向けて書いています。
LPデザインの良し悪しは、配色やレイアウトより先に「訴求」と「導線」で決まります。見た目を直す前に、この2つを確認してください。
LPの用語や役割そのものから確認したい方は、先にランディングページ(LP)とは?発注側も知っておくべき制作の基礎を徹底解説!を読んでから戻ってきてください。この記事は、そのLPのデザインが良いかどうかをどう判断するかに絞って書きます。


この記事で分かることは次の3つです。
- 配色やレイアウトの前に見るべき2つのポイント(訴求・導線)
- 見た目を見る前にチェックする5つの判断基準
- 自社LPで訴求と導線を見直した実例(ヒートマップ実測データつき)
LPデザインの「良し悪し」を配色から判断してはいけない理由
見た目の完成度と、問い合わせ・購入につながるかどうかは、別の話です。「配色がきれい」「おしゃれ」という感想は、訪問者が読み、信じ、申し込むという行動を保証しません。
私はこれまで400件以上のWeb制作・改善に関わってきましたが、見た目の評価だけでデザインの良し悪しを語ると、判断を誤ります。配色やフォントの好みは人によって分かれますし、好みが一致したところで成果が出るとは限らないからです。
デザインを直す前に確認する2つ|訴求と導線


見た目を直す前に確認する2つ
①訴求:誰に、何を、なぜ今伝えるのか
②導線:その訴求を、どの順番で読ませ、どこでCTAに導くか
訴求と導線が曖昧なまま見た目だけ整えても、伝わる中身は変わらないので、数字は動きにくいです。逆に訴求と導線が固まっていれば、見た目の調整は後からでも効きます。
私は、配色や装飾の相談を受けたときも、まず訴求と導線を先に確認します。ここが曖昧なままだと、見た目をどれだけ整えても判断のしようがないからです。
訴求が曖昧になる原因の多くは、誰に向けて書くかが決まっていないことです。ここが定まっていないと、何を伝えるかも決まりません。詳しくは下の記事にまとめています。


なお、ペルソナの作り方の手順そのものは上の記事に譲ります。ここからは、LPデザインの判断基準に絞って進めます。
LPデザインの判断基準5つ|見た目を見る前のチェックポイント
配色を見る前に、次の5つを順番に確認してください。
| 確認する順番 | 見るポイント | 見た目の話ではない理由 |
|---|---|---|
| ①ファーストビューの訴求 | 最初の数秒で「誰向けの何の話か」が伝わるか | 配色ではなく、コピーと情報の有無で決まる |
| ②情報の並び順 | 読み手の疑問が出る順に情報が並んでいるか | レイアウトの美しさではなく、順番の妥当性 |
| ③根拠・証拠の位置 | 主張の直後に根拠(実績・事例・数字)があるか | 実績枠のデザインより、置き場所が先 |
| ④CTAの数と文言 | 迷う手前で行動を示せているか、文言が具体的か | ボタンの色より、出す場所とタイミング |
| ⑤離脱しそうな箇所の手当て | 不安・疑問が出そうな場所に説明があるか | 装飾ではなく、抜け漏れの有無 |
①ファーストビューの訴求
見た目が整っていても、「誰向けの何の話か」が数秒で伝わらなければ離脱されます。このLPを開いた人は、最初の1画面で自分に関係があると判断できるか。ここを確認してください。
②情報の並び順


読み手が抱く疑問の順、つまり「これは何?」「本当?」「自分に合う?」「今やる理由は?」の順に沿っているかを見ます。並び順が崩れていると、デザインをどれだけ整えても「なんとなく読みにくい」印象になります。
③根拠・証拠の位置


主張と根拠が離れていると、読み手は自分で補って納得する必要が出てきます。これが離脱の原因になりやすいです。
実績・事例は、公開できる実在のものだけを使ってください。数を盛らない、抽象的な声を量産しないという姿勢が、結果として読み手の信頼につながります。
④CTAの数と文言


CTAが多すぎても少なすぎても、読み手は行動を迷います。文言は「送信する」で終わらせず、相談したら何が起きるかが伝わる形にしてください。
⑤離脱しそうな箇所の手当て
読み手が不安に思うタイミングで、疑問に答えられているかを確認します。ここでは「不安が出そうな箇所に説明があるか」という点検にとどめ、料金表の見せ方や提示の仕方そのものは扱いません。
実例で見る|訴求と導線を先に固めた自社LPの実測
私たちが公開している制作事例は、心理学に基づくデザインの言語化のページにまとめています。エタンセル様のメイクレッスンLPをはじめ、実在する5件のLP制作事例を掲載しています。


エタンセル様メイクレッスンLPでは、ヒートマップ実測CVRがBEFORE 2.1%(2024年7月時点)からAFTER 7.6%(2024年10月時点)に変化しています(出典:https://f-design-office.com/make_lesson/)。
上記ページには、この数値と画面は公開されていますが、ファーストビューの具体的な配置や配色の意図を説明した文章は公開されていません。そのため、設計の詳細は推測せず、非公開として扱います。
数字が動いたのは、見た目を変えたからではなく、訴求と導線を見直したから、と私は捉えています。
まとめ|見た目のチェックは最後でいい
LPデザインの良し悪しは、①訴求、②導線、③見た目、の順で確認してください。見た目のチェックは最後で十分です。
- ①ファーストビューの訴求:数秒で自分に関係があると伝わるか
- ②情報の並び順:読み手の疑問の順に沿っているか
- ③根拠・証拠の位置:主張の直後に根拠があるか
- ④CTAの数と文言:迷う手前で具体的に示せているか
- ⑤離脱しそうな箇所の手当て:不安が出そうな場所に説明があるか
手元のLPを、この5点で見直してみてください。配色から見るのは最後で十分です。LPの定義自体を確認したい場合はランディングページ(LP)とは?、訴求の前提となる「誰に向けて作るか」に迷う場合は失敗しないペルソナの作り方へ進んでください。




よくある質問
Q. LPデザインで最初に配色を決めてはいけないのですか?
順番の話です。配色を後回しにするという意味で、不要という意味ではありません。訴求と導線が固まった後に配色を決めれば、迷いなく判断できます。
Q. 制作会社が作ったLPを見るとき、この基準はどう使えばいいですか?
この記事は発注の進め方自体は扱っていません。上がってきたデザインを見るときの点検リストとして、5つのチェックポイントを順に確認する使い方を想定しています。
Q. CTAは何個置くのが正解ですか?
数は断定できません。「迷う手前で出す」という考え方で、ページの長さと読み手の疑問が解消されたタイミングに合わせて置いてください。
Q. 効果はどれくらいで分かりますか?
期間や数値を保証することはできません。この記事で紹介した自社実例も、ひとつの観察として紹介したものです。
デザインの良し悪しは、感覚ではなく確認できるポイントで決まります。公開前のセルフチェックに、下の特典を使ってみてください。
f design officeでは、WebデザインとWebマーケティングを一気通貫で行い、クリック率やCVR(成約率)の改善まで伴走しています。実際の改善事例はこちらの記事で公開しています。
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参考・参照URL
- f design office「ランディングページ(LP)とは?発注側も知っておくべき制作の基礎を徹底解説!」(2026年9月10日確認):https://f-design-office.com/blog/about_lp/
- f design office「失敗しないペルソナの作り方|Webサイトの訴求とCVR改善に使う5ステップ」(2026年9月10日確認):https://f-design-office.com/blog/persona-web-cvr/
- f design office「心理学に基づくデザインの言語化」(2026年9月10日確認・掲載事例名を確認):https://f-design-office.com/verbalization-2/
- f design office「メイクレッスンLP制作事例」(2026年9月10日確認・ヒートマップ実測CVR BEFORE 2.1%〈2024年7月時点〉→AFTER 7.6%〈2024年10月時点〉の記載を確認):https://f-design-office.com/make_lesson/



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