セキュリティ・運用も安心!ECサイト構築で守るべき5つの鉄則

ECサイト
藤井
藤井

f design office代表 藤井
Webデザイナー(4年)、Webマーケター(1年)、物販セラー(5年)
実務案件は4年で300件以上対応
Webデザインスクール講師、元塾講師

はじめに

この記事は約12分で読むことができます。

本記事では、ECサイト構築を成功させ、安全かつ継続的に収益を上げるために不可欠な「5つの鉄則」をプロの視点で徹底解説します。この鉄則を理解し、準備を進めれば、あなたのEC事業は失敗のリスクを最小限に抑え、確かな成長軌道に乗せることができます。

鉄則1:安全なECサイト構築のためのセキュリティ対策

藤井
藤井

ECサイトは顧客の個人情報やクレジットカード情報を扱うため、セキュリティ対策は「任意」ではなく「義務」です。情報漏洩は企業の信頼失墜、経済的な損失に直結します。

最低限、以下の機能はサイト全体で導入・実施されているかを確認してください。

必須機能概要と選定ポイント
SSL/TLSによる通信の暗号化顧客が入力する情報を保護するために、サイト全体(URLがhttpsから始まる)で導入されていること。
WAF (Web Application Firewall)SQLインジェクションなどのサイバー攻撃を検知・防御する機能。ASPやパッケージの提供元に対策状況を確認すること。
パスワードポリシーの強化管理画面へのアクセスに、複雑なパスワード設定、二段階認証またはIPアドレス制限を設けること。

鉄則2:最適なECサイト構築ツール・システムの選び方

あなたのビジネス規模、予算、必要な機能によって最適な構築方法は異なります。

構築方法特徴初期費、維持費相場メリットデメリット
ASP (SaaS)Shopify、BASE、STORESなど。クラウド上で提供されるサービス。初期費:〜20万円
維持費:数千円/月~
初期費用・構築期間が最小限カスタマイズ性が低い
オープンソースEC-CUBE、WordPress+WooCommerceなど。ソースコードが公開されている。初期費:20万円〜
維持費:数千円/月~
自由なカスタマイズが可能。専門知識が必要。セキュリティ対策は自力または外注。

ASPやSaaS型は低コストで素早い立ち上げが可能ですが、機能の拡張性には限界があります。将来的な事業拡大を見据えるなら、カスタマイズ性の高いECパッケージやオープンソースを検討するケースが多いです。

お手軽ならShopifyがおすすめ
世界全体のECソフトウェア市場において、Shopifyは約20%〜26%程度のシェアを占めており、最も利用されているプラットフォームの一つです。越境ECサイトの構築などもできて日本でも強く根付いています。


決済方法
顧客層に合わせた多様な決済方法(クレジットカード、後払い、ID決済など)が導入できるか。

外部システム連携
在庫管理、受注管理、顧客管理(CRM)など、既存システムとのスムーズな連携が可能か。

デザインの自由度
ブランドイメージを表現できるデザインテンプレートやカスタマイズ機能があるか。

レスポンシブ対応
スマートフォン、タブレット、PCのどのデバイスからでも見やすいデザインに自動で対応できるか。

鉄則3:ECサイト運用を見据えた設計・デザイン・機能要件

ECサイトは「作って終わり」ではなく、「運用して育てる」ものです。運用効率と顧客体験の両方を考慮した設計が必要です。

売上を最大化するには、「顧客が迷わず、ストレスなく購入を完了できること」が重要です。


サイト内検索の精度向上
顧客が求めている商品をすぐに見つけられるよう、検索のサジェスト機能や絞り込み機能を充実させる。
カゴ落ち対策
カート内の商品維持、購入プロセスを簡略化する(ワンクリック購入、会員登録なしの購入など)。
商品画像の質
複数枚の高解像度画像、360度ビュー、利用シーンの動画などを活用し、商品の魅力を最大限に伝える。

種類特徴メリットデメリット
モール型Amazon楽天市場など、大きなプラットフォームに出店。強力な集客力。システム構築・運用はモール側が一手に担う。競争が激しい。ブランド表現の自由度が低い。手数料が高い。
プラットフォーム型ShopifyBASEなど、SaaS型ECプラットフォーム。開発の手間が少なく、拡張機能(アプリ)で自由にカスタマイズ可能。月額費用と決済手数料がかかる。

併用のすすめ
初期のころは流入が安定しないことがあるため、プラットフォーム型だけでなく、モール型も導入して運用すると売り上げの安定につながりやすいです。

鉄則4:決済方法・ECサイト登録・公開までの運用手順

構築したECサイトをオープンさせるための最後のステップです。

ECサイトで最も利用率が高いのはクレジットカード決済です(総務省調査で約75.9%)。顧客層に合わせた多様な決済手段を用意することがカゴ落ち防止につながります。

決済方法特徴顧客層・注意点
クレジットカード決済最も利用率が高い。導入は必須。不正利用対策(3Dセキュアなど)が重要。
後払い決済商品到着後にコンビニなどで支払い。10代〜20代など若年層に需要が高い。
ID決済 (Amazon Pay, 楽天ペイなど)既存プラットフォームのアカウントで決済。顧客の入力手間が省けるため、カゴ落ち防止に効果的。
コンビニ決済・代金引換現金での支払いを好む層にアピール。運営側に入金確認の手間や手数料が発生する。


1、商品情報の準備
商品画像、商品説明文、在庫数、価格、カテゴリ設定など。
2、特定商取引法に基づく表記の作成
返品・交換、送料、販売事業者情報などを記載(義務)。
3、決済・配送方法の設定
決済代行会社との契約、配送業者との契約、送料設定。
4、テスト運用(デバッグ)
顧客目線で最初から最後まで購入できるか、決済・在庫連携が正常に動作するかを入念にチェック。
5、ECサイト公開
検索エンジンへの登録(Google Search Consoleなど)を行う。

公開直後のトラブルは顧客の不信感に直結します。


1、レスポンシブデザインの確認
スマホでのレイアウト崩れはないか。
2、メール通知の確認
注文完了、発送通知などの自動送信メールが届くか。
3、アクセス解析ツールの導入
Google Analyticsなどを設定し、アクセス状況を計測できるようにする。

鉄則5:集客・リピートを生む運用と分析の仕組み

ECサイトの売上は「アクセス数 × 購入率 × 客単価」で決まります。特に集客は、自社型ECの成否を分ける最重要ポイントです。

集客方法特徴メリットデメリット
SEO(検索エンジン最適化)検索結果の上位に表示させるための施策。費用対効果が高い。長期的な安定集客につながる。効果が出るまでに時間がかかる。
SNSマーケティングInstagram、X(旧Twitter)、YouTubeなどでの情報発信。ユーザーとの接点が持てる。拡散性が高い。継続的なコンテンツ作成が必要。悪い口コミも拡散されやすい。
Web広告リスティング広告、SNS広告、ディスプレイ広告など。短期間でターゲット層にリーチし、即効性がある。費用がかかる。継続的な予算投下が必要。

まずは、商品の魅力を伝えるコンテンツの充実と、SEOを意識したタイトル・商品説明の最適化から始めましょう。

ECサイトの成否は、アクセス解析ツールで得られたデータに基づき、PDCAサイクルを回せるかにかかっています。


1、購入ファネル分析
訪問→カート投入→購入完了までの各段階での離脱率(カゴ落ち率)を特定し、ボトルネックを改善する。
2、アクセス元分析
どこからのアクセスが多いか(検索、SNS、広告)を把握し、効果の高い集客チャネルに予算を集中させる。
3、ヒートマップ分析
ユーザーがサイトのどこを読み、どこをクリックしているかを可視化し、デザインや導線を改善する。

新規顧客獲得はコストがかさむため、リピート率の向上が安定した収益の鍵です。


1、メールマガジン・LINE
購買履歴に基づいたパーソナライズされた商品のおすすめや、限定クーポンの配布。
2、会員ランク制度
購入額に応じた特典を設け、ロイヤルティ(愛着)を高める。
3、購入後のフォロー
丁寧なサンキューメール、商品レビュー依頼、関連商品の紹介など。

まとめ

ECサイト構築は、単なるWebサイト制作ではなく、事業の成長を見据えた戦略的な投資です。
安全なセキュリティ対策を土台とし、最適なツール選び、そして売上につながる運用設計を徹底することで、あなたのEC事業は必ず成功します。
まずは、あなたの事業規模や予算に合った構築方法と、初期費用を抑えるための補助金活用について、専門家にご相談ください。

この記事を通じて「ECサイト構築のイメージができた」と感じた方は、まずは気軽に相談してみてください。実際に会話してみることで、自分のイメージが形になる手応えを感じられるはずです。
f design office では、ヒアリングからデザイン、納品後のサポートまで丁寧に対応しています。「依頼前にちょっと相談してみたい」 という方も、下記のフォームからお気軽にお問い合わせください。

藤井
藤井

最後まで読んで頂きありがとうございます!!^^

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