藤井f design office代表 藤井
デザインが得意なWebマーケター
実務案件は4年で300件以上
現Webデザインスクール講師、元塾講師
1.なぜあなたのWebサイトは「伝わらない」のか?
Webサイトに多額の費用を投じ、最新のデザインを取り入れたにもかかわらず、
「なぜか問い合わせが増えない」「売上が伸び悩んでいる」という悩みを抱える経営者や事業責任者の方は少なくありません。
この問題の根源は、Webデザインが「見た目を整える装飾」と誤解されている点にあります。
私たちが最終的に目指すのは、美しいデザインそのものではなく、「集客や売上というビジネスの成果」です。
そして成果を生み出すWebサイトに必要なのは、最新のトレンドでも、派手なアニメーションでもありません。
それは顧客の「インサイト」という核となる要素に基づいた戦略的な設計です。
2.マーケティングにおける「インサイト」の正体
潜在ニーズとの決定的な違い
マーケティングの世界で頻繁に聞かれるインサイトを理解するには、
顕在ニーズと潜在ニーズも合わせて確認する必要があります。
| 名称 | 内容 | 具体例 |
|---|---|---|
| 顕在ニーズ | 顧客が自覚しており、言語化できる要求 | 新しい椅子が欲しい |
| 潜在ニーズ | 顧客は自覚していないものの、提案されれば納得する要求 | 長時間座っても疲れない高機能な椅子が欲しい |
| インサイト | 顧客自身も気づいていない、行動の根源にある本音の動機や深層心理 | 在宅ワークで腰痛が悪化し、家族に心配をかけたくないので、仕事の効率を落とさず健康でいたい |
インサイトは、顧客が「なぜそう行動するのか」「なぜそれを欲するのか」という、
感情的・心理的な動機を洞察することから生まれます。
縮小市場をチャンスに変えたインサイトの事例
インサイトが持つ力を示す好例として、大工市場のケースがあります。


日本国内の大工の人口は、1980年の約93万人から、2020年には約29万人へと大幅に減少しています。
通常、このような縮小市場は「チャンスがない」と見過ごされがちです。
しかし、工具メーカーのマックス株式会社は、
このなぜ、なり手が減っているのかという着目しました。
大工になりたい意欲がある若者が直面していたのは、
仕事に必要な数十万円の高額な工具一式を、自前で揃えなければならない
という業界の慣習です。
これが、若い人材にとって非常に高い参入障壁となっていたのです。
マックスは、この「大工を始めたいが、初期費用が高すぎて始められない」という本音(インサイト)を解決するため、高額工具のサブスクリプションサービス「レンツール」を開始しました。


2025年には売上3億円、月間2,000人の利用者を目指していて、
市場の縮小という事実の裏に潜んでいた「初期投資の壁」というインサイトを解決したことで、
彼らは新しいビジネスチャンスを創出したのです。
3.普遍的な「ユーザーインサイトを考える方法」 3ステップ
ステップ1:停滞と痛みの特定(ペインポイントの可視化)
この段階では、「なぜ市場が縮小しているのか」「なぜユーザーがその行動をしないのか」といった、「期待されている行動と、実際の行動のズレ」を特定します。


ステップ2:暗黙のルールの洞察(「なぜ」の深掘り)
特定した「痛み」や「壁」に対し、「なぜその壁が存在するのか」「なぜユーザーはその痛みを我慢しているのか」と「なぜ」を最低3回繰り返して深掘りします。


ステップ3:行動原理の言語化(本質的な動機の抽出)
深掘りによって見つけた感情的な重荷や本音を、一つの簡潔な文章で言語化します。


4.まとめ | インサイトを読み解くデザイナーを選ぶことが成功の鍵
Webデザインは、見た目を競うアートではありません。
顧客の無意識の本音(インサイト)を論理的に読み解き、Webサイトという形にすることが重要です。
Webデザインを依頼する際は、以下の視点を持つことが成功への鍵となります。
- なぜそのデザインにしたのかをインサイトに基づき論理的に説明できる
- そのデザインでどのような成果(売上、問い合わせ)が出たかという根拠を示せる
弊社は、300件以上の実務経験に加え、Webマーケティングとヒートマップ分析の知識に基づき、
お客様の「投資の正当性」を担保するインサイト思考型のデザイン戦略を提供しています。
見た目に惑わされることなく、本当に成果を生み出すWebサイトの構築をお考えでしたら、ぜひ一度、お客様の抱える事業の「痛み」をお聞かせください。



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